・品質の悪さを人に押し付けてはいけない
作り手の能力が低いから品質が悪いと結論付けるのは、ソフトウェアの中身を誰もチェックしないからと考えざるを得ないと、最近は考えています。
結局、ちゃんとできているか外からチェックする方法が、動作させてのテストしかないのであれば、かなり野蛮な方法と言わざるを得ません。
・管理する人が何をもって管理するか
作った人が終わったというからテストするでは、ソフトウェアの品質は作っている間は組織としての管理下にありません。それは、QMSの考え方には反しているのではないかと思います。
だから、テスト以外に管理が必要です。
・出来ない人を基準にする
結局、組織であれば能力の差は必ず存在します。品質を保証するためには、最低限のレベルを何とかしてギャランティしないとなりません。
その為に、ソフトウェアの書く内容について制約を設けなければならないと思います。
そしてその制約の達成状況をチェックするのが管理になると考えています。これだけ解決する訳ではないでしょうが、考えて積み重ねることが大事なのだと思います。