・講演をしてくれと言われて
還暦を過ぎて再雇用で働く身の上の自分に、こんな依頼があるとは思ってもいなかったのだが、社会貢献できる機会を頂けたのだからと、ボランティアとして受けることにしました。
なぜ要求でくろうするのかを語ってほしいというので、沖縄まで行くことになったのでした。
・いろいろな人がいて
沖縄訪問も初めてのことでしたが、意外なほど寒いという経験をすることになったりしましたが、なんとか、数名の前とはいえ、無事に役割を全うできたと思います。
感想についてもその後頂きましたが、リップサービスの部分もあるかとは思いますが、概ね高評価を頂けたようでした。
そこで面白いと思ったのは、受講後の感想でそれぞれの人の着目のポイントが話の部分で違ったという点でした。やはり、その結果は非常に面白いです。
・正解のない場所と自覚する
要求でありがちなのは、正解を要求者が持っていると暗黙で思い込んでいることです。確かにその部分については確固たる要求があっても全体を微に細に渡り完全な形で持っているなどということはないのです。なのに、正解があると思ってすり合わせに行ってしまう・・・それが悲劇を生むきっかけになっているかもしれません。
正解は関係者全員で作り上げる。それがステークホルダーも自分も救う道ではないかと思っている次第です。