・人に依存するのではなく
まず、属人性の高い組織は、その人を失うと品質が保てなくなります。
見えないから誰がやってもやっても同じに見えるようなスポンサーから有能な人材が逃げるのは当然です。
人がダメだと言いながら有効な手が打てず、同じ状況を繰り返す組織に大きな発展は望めません。
・人に依存しない
プロセスを重視するのは、人に期待しないことではありません。
低いところのレベルでは統率により品質を担保する必要があり、この統率がプロセス品質となります。
人が制約を受け入れつつ高いレベルのほうは存分にそのスキルを発揮してもらえるようになれば、安定と高度化が見えてきます。
・人を見る力を養うこと
能力の高低を見極める力を管理する側が持っていなければ、どんな施策もその効力を十分に発揮することはできません。有能な人をしっかりと見極めて、適切な評価を与えられてこそ、安定した人材による開発が可能になります。わからないとか、十羽一絡げにダメだとかいう短絡的な行動を管理者以上の人が慎むことも大事なのだろうと思います。
結局、どこまで行ってもモノづくりというのは、難しいし、それ故に楽しいのだと思います。