No.194 良い人に良い評価を
・実力を定量評価しづらい
ソフトウェアエンジニアの実力は、見ていればできる/できないについては感じられるものです。しかし、それを定量評価するのは難しいかもしれません。
ある一定以上のラインはわかると思うのですが、それ以上は難しいかもしれません。
・10倍以上の能力差
ソフトウェアエンジニアの能力差は10倍以上あるといわれており、その差はさらに上の桁に達する話も聞きます。それは下に際限がないからかもしれないし、上が評価しきれないからかもしれません。しかし育成を考えると、そうも言ってられないというのはあります。
・ボトムを一定以上に
量産を考えるなら、ソフトウェアエンジニアの育成はボトムを一定以上に上げる方向性が理に適っています。上を求めるのは可能ですが、育てるのは完全な再現性のある育て方の確立は不可能だと思います。故に、多くの人が集まって開発を行うのであれば、ボトムを一定以上にするための制約事項を設定し、それができているかどうか評価する仕組みを設けるというのが、一般的な落としどころなるのだろうなあと、考えています。