No.208 ソフトウェアの品質を保証するには
・正しいプロセスで
1回しか作らないのに、プロセスを問われるのはどうなのかという考え方をしてはいけないようです。
品質は良かったとしても、偶然にできたものには、品質が保証できるだけの信頼を与えられないとかんがえるべきのようですね。
ゆえに、だれが作ろうとも同じレベルの品質のものができなければならない訳です。
・誰が作っても同じになるように
作り手の力量を問わないのではなく、作り手の力量すらきちんとした管理下に置く事ができて(それもプロセスの一部)、必要な力量を備えた作り手が、決められた手順に従い、成果物を作り上げることで、良い品質の成果物ができるべきで、それが品質がコントロール下にあるソフトウェアだと言っている感じですね。
・さらにプロダクトの品質が良いこと
ここにテストなどの検証行為を加えることで、品質が確認できてリリースができるわけです。プロダクトの品質さえ良ければという話は最近では忌避される考え方となりつつあるようです。こうしたことがわかっていない経営者がいたりすることと、辞めていく人が絶えない会社の関係がどうなのかわかりませんが、溜まったつけは、いつかどこかで大きなものとなって帰ってくるのは起こりえるのか、わかりません。