No.131 ふりかえりはなんのためにするのか
・反省会になっても意味がないと思うのだけど・・・
よかった点と悪かった点考えれば、エンジニアというものは、悪かった方ばかり考えてしまうものです。
反省会になってしまうような場にならないためにはどうするか、悩みが尽きませんでした。
・どこに重きを置くか
例えば、そのチームが非の打ちどころのない完璧なチームであれば、ふりかえりをやる必要もないかもしれません。
成熟度の高いチームであれば、成長の為には高度なことに挑むフェーズもあるとは思います。
しかし、成熟度が低いチームでは、成熟度の高いチームが当たり前にこなしていることすらできていない状態なので、難しい問題になります。
・ふりかえりの結果、目指す改善は出来なくてならない
成果が高い改善項目がやれた方がチームとしての向上が感じられると思うのですが、効果より実現容易性が最初は優先した方がいいと思っています。
同じことをするのに、今までより明らかに手数が増えてしまうと、頭が先に疲れてしまい、やらなくいい理由を探してしまうものです。
基本的なことだけでは、大きな成果は見込めないものですが、それがなければその先には行けません。
そこに意義と意味を持たせることができるのはリーダのリーダシップに掛かっていると思っています。
だんだん優秀なチームに近づいてきている。優秀な人が当たり前にこなしていくことができるようになってきたなど、チームを盛り上げていく人。この人が結果をどう受け止めたかに掛かっていると思っています。