No.123 プロセスを改善するとか

　悪い開発を１００回繰り返してもそこで得られるスキルは、偏ったものになりがちだと思います。

　人が成長することを望むなら、それができるプロセスを構築しなければならないと思います。

　とはいえ、環境要因の部分をの問題が先に立ってしまうと、自分は悪くない的な思考に陥りがちになります。

　まず、小さくても自分ができること、一度にすべてを解決しようとしないで、ステップを踏むことも意識することで、何かを変えていくことができると考えています。

　時間や要求を受けざるを得ない部分を何とかするには、もっと高い階層での改善が必要で、低い階層での土台となる部分が脆弱なままでは厳しくなることが見えてきます。

　視点は高く、広く見る目と、モノを作るための最善を得て最良を作るものが融合しないとなかなか組織は動かせません。

　プロセスが大事なのは当然ですが、それ以前の問題として意識の部分はもっと重要です。

　いいものを作りたい思いの下で、より高いレベルの共闘をするようなものに至るのは容易ではありません。
　だから目指す価値があるのでしょうけどね。