No.119 改善の継続性
モノづくりの現場には、いろんなことがある。
現在置かれている環境に、自分が居合わせるのは偶然だが、その環境が今に至ったのは必然だと思われます。
そうなるからにはそうなった理由があり、そこに至るだけの理由も存在していると思います。
草の根レベルでも何かを変えることはできますが、上の人間の意識が変わらなければ、できることは非常に小さいものです。
このままではいけないということであるなら、何かを変えていかねばなりません。
恐らく一度にそれを達成することはできないでしょう。
そうなると、徐々に変えていくほかないのですが、成果の恩恵を得るまでに流す血の量の多さに失血死してしまう可能性があります。
これをの乗り越える改善の継続性があってこそ、変わっていくことができるのです。
痛みを伴う構造改革なんて言葉がありました。実際の現場では、ただ痛いだけかもしれません。
その痛みに意味と意義を与えられる人が本当に価値のある人材なのだと、個人的には思っています。