ソフトウェア開発のいろいろ

ソフトウェア開発のいろいろなこと一歩引いた位置から

No.243 マネジメントは要です

 

・ソフトがわからなくても

 管理する立場にいたのなら、ソフトがわからなくてもやらなければならないことがあります。それは、状況を明らかにすること、問題があれば解決することです。その問題の解決から逃げることは許されません。

 

・問題が発覚したら

 もし問題が発覚したら、説明を求めなければなりません。そして対策を取らねばなりません。ソフトウェアで難しいのは遅れているときに人を投入しても早くなることはありません。まあ、「人月の神話」を読めばわかることです。

 

・どうやって解決する

 PMBOKに倣っていうのであれば、問題と正対し、解決する方法を探ります。これが工数の問題であるなら、人の投入は悪手ですので、肩代わりしてくれる先を探すか、開発の後工程の効率化などに転嫁するなどの方策を取ることも考えられますし、一部の開発案件を次バージョンに回すことも考えます。最悪は全部受容して、納期を遅らせるとなります。まあ、この辺りはソフトがわからない管理者でもできることですので、どうか逃げないで頂きたいと願うものです。