開発においてデータの蓄積がない組織は、毎回同じ目にあっていることになるのですが、これが意外に多いように思えます。
ということは、改善する必然性がないことになります。
何かのせいにしておけば、全員責任が不問になるシステムがあるのかもしれませんが、繰り返し起きるということはそれは問題点に見えて、誰も責任を持っていないことだということになります。
これは、日本文化の中の「ソフトはわからない」という人が会社を経営している人たちの特権になっているからのような気がします。
それはそれとして、データがなくても開発の終盤にもなれば、ここまでのデータはなんとなく溜まってきます。
それを使って、遅れることを説明するのは辛いですが、頑張っている人たちの能力とか変なものの原因に押し付けられないようになればいいなあと思います。
頑張った人には報われてほしいものです。