・品質が要求を満たすことであるなら
相手さえわかれば、勝つ算段を立てることも可能だと思っています。しかし、不特定多数を相手にする要求は難しいと思います。
いろいろな立場と状況があり、画一的でない勝利条件のなかで戦い抜き、勝利を収めるのは、難しいことだと思えます。
・負け方ではなく
できないから、負けるのではなく、自らの信じる所に落としどころを持ってくることはできそうだと考えています。
とはいえ、信じる神の違う相手との妥協点の見出し方は慎重さが必要です。負けを認めてから負け方にこだわるのもアリですが、やはり、美しくない勝ち方でも勝ちは勝ちとして拾いたいところです。
・相手の正義は傷つけない
品質保証をする立場から言えば、許容できないことも、不利を背負う人間の数とこちらの機会損失などの面からあえて今は受容するなどの異なる正義の戦いあう場で何を求めるかの戦いの場で、己の正義だけを振りかざすのでは組織にとって最善を選ぶ道が閉ざされてしまいます。
とはいえ否定されては相手にもメンツがありますので、こうした交渉をうまくこなさないと利益を得ていくのは難しいかもしれません。そしてこれは開発のスキルではないのが困ったことなのです。
