ソフトウェア開発のいろいろ

ソフトウェア開発のいろいろなこと一歩引いた位置から

No.230 正解は何か?

 

・正解なんて知りません

 対象をテストするとして、どうテストすればいいかなんて、わかるはずもありません。正しい方向性は存在しますが、揺るぐことのない正解なんてあろうはずもありません。まあ、筆者が勉強不足でそれを知らないということかも知れないですが。

 

・どうしたらいいのか

 大事なことは、スコープ、匙加減と説得力+リソースとの調和あたりかなと考えています。
 スコープは何度も言われてきた「全部見たのか?」への対抗策です。匙加減は持ち時間と人手によって程度を変える必要があります。
 それでは、品質は安定しない?
 その通りです。

 

・そこに改善を加えていく

 結局、やってみない限り結果は出ません。そこからは着弾補正という名の改善を回すことです。どう狙ったかわからないと、補正できないので、そこに論理性がいるのですが、正当性の理論武装をしつつ、現状を良くしていく。
 ここでずるい言葉を使えば、「品質に際限はない」ということになり、なんかかっこよくなります。そうして品質を上げていくのが正しい組織のありようではないかと考えています。