No.218 ソフトウェアテスト
・テストでNGのあと
テストでNGが出た後の処理は、直したものをチェックすれば良いというものではありません。
品質を保証するという観点から、デグレードがないことを含めて保証しなければなりませんので、そこだけ見るというわけには行きません。
・全部見るのなら
不合格だったからフルテストをもう一度というのであれば、何も考えなくてもいいのですが、実際にはそこまでの時間と労力を掛けることはしません。
とはいえ、いい加減に済ませてよいものでもありませんから、どうにかしないとなりません。
・範囲限定の理由が必要
再テストの範囲を合理的に決めないと、品質保証という観点からは弱いので、例えば機能間の関連性の強さみたいなものを図表にしておくなどの配慮で、形を整えることができます。それに基づいてテスト内容を決めてやることでリテストとしてOKを出すようにすれば、それらしい形になりますので、状況に合わせて考えてくといいのではないかと思います。