No.150 優れたソフトウェア開発者に高い評価を与えたい
・仕事の速い人は雑な仕事はしていない
ソフトウェア開発でコードを書く人は、雑な仕事をすれば自分のところにそれが返ってくることを知っています。だから、出来上がった後のことまで緻密に計算した仕事をします。
ゆえに手戻りも少なく、結果的に仕事は早く終わります。
・いつも遅くまで働く人は、その壁を超えていないかも
さて、周囲からいつも頑張っているとみられる人かもしれないその人は、実は自分の仕事が中途半端で手戻りが多くて苦しんでいるかもしれません。
働く姿勢だけでは、優秀さは見えてこない部分があります。
・品質の良いコードを書く人の考えていることは絶対に幅広い
方針とか、内容とかそういったことを話しあって見るだけで、懐の深さはわかるものです。
優秀なコードを書く人は、劣悪なコードのお守りを押し付けられたとき、作り直そうと言う傾向が高いですね。
困ったことにそういう人を育てる方法が確立していないと、優秀な人が貧乏くじを引く役になってしまう傾向が高い気がします。そうなると、いずれその組織から離脱してしまい、いなくなってしまいます。
そういう人に高い評価を与え、優秀な人を育ててもらいたいという単純な希望が、叶わないのが悲しいと思っている筆者です。