・最近、ソフトウェア事故の事例を調べていて
某銀行のシステム停止が最近巷の話題をさらっていきましたが、前にもあったのに基本的にソフトウェアに対する理解のない組織であると認識せざるを得ないですね。
実際問題、コード上にバグがあったというより、利用頻度が想定以上だったことに端を発していますが、結局、人間系で補正しなければならないのでは、システムとしては厳しいと思います。
・自動車のリコール問題でも
ハイブリットのエンジンとモータの切り替えが機能しなかった問題は、当たり前品質と魅力的品質の問題にできそうな事例だといえます。
ハイブリットであることは魅力的品質だったかもしれませんが、切り替えなどはそんなところに問題があるなんてありえない話ということになり、こちらは当たり前品質を棄損した問題と思えます。 当たり前品質の部分のテストは手を抜けないですね。
・ソフトウェアのコードが正しいだけでなく
何を提供するかという点で、顧客の必要とするものを提供できなくてはなりません。そしてその部分はすべて要求として懇切丁寧に説明してもらえるなどということはないのです。
だから、言われたことをやる程度ではこうしたことは防げないのだと考えるべきでしょう。
ソフトウェア技術者として、作るところのスキルとともに、引き出したりするコミュニケーションの技術なども必要になっっていくのだと思います。