No.145 BTSのワークフロー
・ワークフローを決めるときに誰が何をするのかを考える
バグを見つけてから直すまでのワークフローをどう思い描くかで変わります。
登場人物が多くなるとルールの徹底が必要になりますし、難しさも増えていきます。
ツールの用意する標準的なワークフローはそれなりに意味がありますが、自分たちが求めるものとどこまで合致するかも重要です。
そこで、何のために何をするかが重要になると思います。
・既存のワークフローに囚われない
改善を図るなら、既存の自分たちのワークフローを是としてしまうと、改善が十分に機能しない可能性があります。
もちろん、否定されてしまうと、自負のある人たちは、改善の理屈はわかってもやってくれないなんてこともあったりします。
大事なのはやるべき論だけで人を動かそうとしないことだと思います。
ちゃんとメリットについて考える必要があると思います。
・IT化とDXの違いじゃないけど
既存のやり方をIT化する方法では、道具が変わっただけで本当の変革はありません。ワークフローをどう決めるかは重要ですが、本当の改革がもたらす成果はその時得られるのだと思います。
本当に組織が進化するというのは、そういうものを乗り越えた時なのではないかと思います。