No.139 エンジニアは学ばないと
・ソフトウェアに限らずですが
エンジニアは知的労働者ですので、学ばないという選択肢はありません。と筆者は考えています。
ところが、この学ぶというのは結構厄介です。
教育を受けたり、本を読んだりするのは、習った段階で、できることが何も保障されていません。
・出来ないなら、その知識に意味はない
出来なければ、何も知らない人と差別化されません。知っているというだけの価値というのはその程度です。
だから、分かったことをできることに変えるプロセスが自分の中に必要です。
出来ることは自分の財産です。しかし、どんな世界にも上には上がいるものです。
結局、かなわない人には叶わないのも現実なのですが、悲観する必要はないと思っています。
・まったくの新規なものだけで作られた製品がないように
結局、既存のものと新規のものが混ざり合って新製品が作られるように、既存の技術が一瞬で陳腐化することはありません。
だからと言ってその上に胡座をかいていては、やがて取り残されます。
謙虚に学び、常に牙を研ぐが如く、技術者は生きていくのだと思います。
戦うフィールドを選ぶことで、自分に有利な場所が見つかったりしますので、常に努力は続けていく前提ですが、ちゃんと自分が貢献できる場というものはあると思います。
一歩ずつでも前に進むものには、道は開かれると思います。