毎日、遅くまで働くような状況は今の日本では少なくなったかもしれない。
しかし、いつも開発は遅れていき、常に追い詰められている感覚の中で日々を生きている人はいるかもしれません。
何故「いつも」開発は遅れるのか?
開発が遅れる理由は様々なのでしょうけど、「いつも」な理由はわかります。
それは遅れてもいいからです。
いろいろな意味はありますが、一言でいえばそういうことです。
こういう組織に属しているソフトウェア開発者は、遅れたないためのスキルを磨くことが、流され続けると全く身に付きません。
さて、この環境にいるからいけないのだと、外に飛び出す選択肢もあれば、中でどう戦うか考えて実践していくこともできるし、何もせず流されていくこともできます。
何を選ぶべきかは人それぞれですが、筆者は何も変えないのは嫌なので、「明日の自分のための今日のひと手間」をすることにしています。
大きなことはできないけれど、流されていくだけではなく、何かを変えていくスキルも自分で磨いていきたいと思っています。
まあ、あきらめて流されるのはいつでもできるので、出来る苦労ならしてもいいんじゃないのかなと思っているのですが、この辺はそれぞれの価値観というものですね。