No.52 交通事故の原因は
運転者が、車が勝手に動いたと主張しても、現状、運転者には責任があるのは事実で、その結果痛ましい事故が起き、何の罪もない犠牲者が出たことは、心痛める出来事としか言いようがありません。
翻って、モノづくりの現場サイドでは、本当に責任がないことを証明できるかといえば、これも難しいということになります。
今回の一連の交通事故にそういったことがあったかどうか知るすべもないのですが、モノづくりの現場に携わるものとしては、そうしたことがないものを作るにはどうしたいいのか、考えてしまいます。
作り手は、自分の正しさを証明する方法を考えておかねばならなくなる可能性も、あるのかもしれません。
やはり、何を考えて、何を作ったのか、履歴を含めきちんと管理されていることが重要なのでしょう。
品質は際限のないものかもしれません。安易な妥協は望ましくないのですが、営利団体の中にあっては最優先にできないときもあります。
その時、譲れない線がどのあたりなのかが、その組織の質なのかもしれないですね。