No.33 嘆くだけでは何も変わらない
基本的には自らの力不足であるが、状況や環境が悪い中で、苦労している開発者を救えないまま妥協している感じである。
もちろん、環境が状況を支配しているので、開発に携わる人間の方向性を決めてしまうのは仕方ないことなのである。
会社が営利団体である以上、売り上げをなくしてまで改善できるだけのマージンがないことは理解できなくもない。
正しくないプロセスが常態化すると、意識レベルがどんどん下がっていくので、高い意識の人間がいられない状況を作ってしまう。
こうしたことが不正の温床になっていくのかもしれない。
この状況に立って、自分が何をすべきで何ができるか、考えてやっていかねばならない。
環境のせいにして流されてしまうと、もしもう一度社会に出て、職業として自分のキャリアを振り返った時に、何もできない自分になっていることに気づくことになる。
会社なのか、職業なのか・・・どこに寄り添って自分が生きるのか、もう一度考えてみるべきなのだろう。