ソフトウェア開発のいろいろ

ソフトウェア開発のいろいろなこと一歩引いた位置から

No.34 手を抜いた方が早く終わる

 

 ソフトウェア開発は掲題の通りだと感じている自分がいます。

 結局、必要なプロセスを端折るので早く終わるというのが理由ですが、これで失うものは多いと感じています。

 レビューアの経験値、初心者への教育機会、開発者の説明力、解決力の向上機会・・・

 組織がこれを失ったことに気づかないままこれを繰り返すと、正しいプロセスを繰り返す組織と歴然とした差が着いていきます。

 「早くしろ!」というのは簡単です。

 ですが、「手を抜け!」と指示していると自覚している経営者はいるのでしょうか。

 これが、自らの組織を負のスパイラルに陥れる悪魔の言葉になっている気がします。

 これを打開する方法を考えていますが、まだそれを成し得るところまで行ってません。

 行けるのかどうかもわかりませんが、あきらめる訳にもいきません。

 打開策を日々探っています。