ソフトウェア開発のいろいろ

ソフトウェア開発のいろいろなこと一歩引いた位置から

No.9 勉強会で一番勉強している人は

 

 勉強会に登壇する機会があった。(そっちは本名でやりました。)

 日頃思っていることをまとめてみようと思ったが、個人の主観だけになってしまって、それでは聞き手に対して申し訳ないと思ったので、知り合いに頼んで、中を見てもらうなどして、若干客観性を確保して望んだ。

 さらに、自分の意見に対して、会場で、賛成、反対、わからないの票を取り、データとして使えるように配慮してみた。

 あとは楽しむことに重きを置いて、質疑が活発になるようにライトな雰囲気をかもし出してやることを意識した。

 同時にやった方の内容が堅めだったので、参加者もその関係者が多く、全体に学術的な重みをまとった会場になってしまった感があったが、そうした方々の余裕を持った議論への参加みたいなスタンスも実に勉強になった。

 自分にできないことは、何の努力もなくできるものではないが、今の自分で他人の役に何かしら立てるもの、これから先、自分が身につけていくべきもの、そうしたものを見つけるために勉強会に通うのである。
後は、ちょっとだけ人脈作りをするというところだろうか。

 しゃべってみてわかることは、質疑に答える際に、今まで考えていなかった観点に気づかされることが多い。
 やはり、見ているだけではわからないものがあるということだろう。

 勉強になったのは、やはり自分の方だった。