No.4 経験と向上心と
経験をつめば、その財産だけでものづくりというものはある程度できるものである。
学ぶことを忘れると、人は世間から取り残されていく。
停滞は後退に等しいのがこの世の中でである。
技術は次々と出てくるし、良い物の姿は、あれよあれよと変わっていく。
一番大事なことは変わることが正しいということである。
もちろん、基本をないがしろにするようでは話にならないが、技術は常に変わって行くのものであり、未来はその姿を常に変えて行くのである。
人は学び続けねばならないのである。たとえいくつになってもである。
ただ、辛い事を乗り越えなければ何かを成す事はできないとは思わない。楽しんで学んでも良いと思っている。
大事なのは努力の量が、成果を出すのに十分かどうかなのである。
辛かろうと楽しかろうと、積み上げた努力は嘘をつかないのである。