・組織のために
組織は組織のために、人を使います。しかし、人にとってのベストな環境といえるかどうかは別物です。
仕様変更、プロセスを無視する例外の強要、それらはすべて組織のためにの一言で成立する世界といえます。
・自分のために
組織を優先すると、個人が成長しても評価が上がらない可能性があります。どんなに素晴らしい仕様書を書くことができても、後回しにすることが決まり、形だけあることが望まれれば、中身は評価されることはありません。これで努力をやめた人は外では通用せず、飼い殺しになる恐れもあります。
・客観的な目で
結局、自分の価値観に従って生きていくしかないのでしょうが、願わくば世間で通用するソフトウェアエンジニアになっていただきたいと思うのです。自分が存在している組織がどのような場所かで、成長できるかどうかがかなり変わりますが、組織に望まれずスキルを伸ばすこともかなわず、埋もれていくのは悲しいことだと思います。
強くなるとともに強く在ってほしいと切に願います。