・よくある話ですが
テストをしてリリースするとリリース後に新たな不具合が発覚することがあります。
そして再発防止が求められ、チェックリストに今回の不具合項目を追加してテストすることにします。
ここまでは問題ないように見えますが、実は問題が潜んでいると考えています。
・このリストは無限に増える
不具合が発覚するたびに、チェックリストが増えていくそうなると、やたらと時間はかかるし、リストそのものも価値があるのかわからなくなってきます。
この問題は不具合が流出する現状を肯定して、穴埋めの作業だけを追加することにあります。
・流出した時点で、現状がダメなので
ダメな現状を肯定して、延命措置を繰り返すというやり方で凌げるのは数回が限度でしょう。
きちんと分析してテスト設計からやり直すべきでしょう。
ダメなものを延命させるような対処を繰り返すというのは、その組織のレベルの低さの表れと考えるとよいと思います。