No.221 自動テスト

・個人的に嫌いなのですが　

良い思い出がないというのが理由ですが、自動テストが悪いと思っている訳ではありません。検証チームと既存の自動テストツールの相性があまりよくないと思っているからです。

・一番効果があると思うのは

　単体テストでの関数内であらゆるパスを通すためのテストは実に有効だと思います。これより後半に自動テストを外部のツールを使って行うというのは、動作環境に影響を与えてしまうので完全な動的試験にならないというリスクを背負ってしまう問題がありますので、関数レベルの単体試験に勝るものはないと思っています。

・一番欲しい自動テストは

　製品自体が、動作ログをプロシージャとして再現動作をしてくれる機能を持つことで、そうすれば、客先で起きた問題に対しても、自動で再現できるようになります。
　再現性の低い不具合をテスト中に検出しても、再現させることもできるし、それが治ったと言われたら、どれだけ試験するのかを考えても必要だと言いたくなります。ゆえに製品がここまでの機能を持つ日を夢見ている今日この頃です。
　まあ、すでに実例はあるのですけどね・・・。