No.192 人の育成と教育講座
・教育が目的?
まず、教育はするためにするものではないと考えています。
特にソフトウェアの教育の成果は量ることが難しく、単に受けた数とか、受講後の感想などが評価になってしまうようなことがあったりするのではないかと思います。
教育をすることが目的ならそれでいいということになりますが、教育は手段であるべきと筆者は思っています。
・教育の成果指標は何か
成果指標を決めたいなら、目的と評価方法を先に決めて、高い評価になっていくようにする手段として、何かしらの教育的アクションが取られるべきです。そう考えないと、成果が報告しづらいものなので、やりました的な報告しかできません。
・漠然としたものを目指さない
そもそも、人がちゃんとすれば、良いソフトウェアが作れるという考え方は危険だと考えています。そこが安易だと、教育すれば良いソフトウェアが作れるという短絡的な図式になってしまいます。もっと具体的なものを目指さないと、成果は上がらないと考えていますので、必要なことと教えることを考えていきたいと思います。
それでも、教えたから出来るわけではないという問題は残りますが・・・。