ソフトウェア開発のいろいろ

ソフトウェア開発のいろいろなこと一歩引いた位置から

No.129  大人のソフトウェアテスト雑談会にいまだ参加できていないのです。

 

・てっきりdiscordの問題だと思っていました

 案内にあったdiscordをインストールしてチャンネルがつながって、メモも見えて、会話の音声だけが聞こえない。てっきりインストールがダメだったか何かだと思っていたのです。
 先日も確かめるべくちょっとだけ繋いでみても、やっぱり聞こえません。

 ・・・後で、なんか通知が来ていたような・・・あれ・・・ZOOM・・・? そういえばZOOM+discordとかどこかで見た記憶が、でも最初に案内されてないような気が・・・あれ???

 次回は、ZOOMにチャレンジですね。ZOOMも使ったことないし、どんな経験をさせてもらえるのか・・・果たして心が折れる前に、何らかの結果が出るのでしょうか・・・。

 

・テーマは見積もりの精度だったんですよね。

 まあ、まったく中身が何だったのかは知りませんが、見積もりといえば、当たらない理由をうまく説明しようといろいろ考えていたことがあります。
 いろんな人と話してみると、経験のある人の見積もりは8割以上の部分でほぼ正確に当たります。
 ところが、ほんの少し当たらない部分があるのです。ここでは、下手をすると2倍以上の時間を食ってしまう事すらありました。

 なんででしょうか? ということになりますよね。
 理由は実は簡単だったんです。

 

・見積もりがすべて当たるなら、それは完全なウォーターフォールができるということ

 見積もりを行う対象となる仕様とか要求とかは、千差万別の状態で入ってきます。
 ゆえに詳細まで把握できているものと、未確認とか不確定要素を残したものが入り混じっています。この中のほとんどは経験者の経験でほぼ誤差なく埋められるのですが、そうはならないものか、そういうレベルじゃないものがそこに入ってきます。

 ここで真っ当な話なら、即時問い合わせて、きっちりとということになるのですが、現実は走りながらを要求されます。
 そして、ソフトウェア開発者は『善意』で他の仕事はできるし、細かなことが決まったらまた折衝しようと先送りします。

 その結果、周囲はこれで完成品ができるのを待つのみと思ってしまう状況が出来上がってしまいます。

 ソフトウェア開発者も待ちきれなくなって、いよいよその問題に取り組まざるを得なくなって、周囲も動いていろいろなことが分かった結果、想定外のところにゴールがあったことに気づきます。

 これを解決しようと考えたのが、気象庁のHPで週間天気予報のページを見ていた時、A,B、Cの表記があることに気づきました。
 そう、この予報の当たる確率はAランクかBランクかCランクかちゃんと区別していたのです。

 そうか、ソフトウェアの見積もりにもこれをつければいいんだと思いました。結果については、ここでは触れませんが。

 100%当たるということは、完璧なウォーターフォールモデルが遂行されていることになる気がします。おそらくそんなものは存在していないだろうと思っています。少なくともソフトウェア開発においては。

 理想を唱えても、手に入らない現実の前では無力ですね。なら少しでもよい明日を、今わずかでも手をかけて・・・と個人的には思っています。
 わずかな差がやがて大きな差になることを、努力して成功した人はみな知っていると思いますので。