ソフトウェア開発のいろいろ

ソフトウェア開発のいろいろなこと一歩引いた位置から

No.126 ソフトウェアシステムテストをしていたら

 

 システムレベルのテストをしているのに、やっている内容が個別の機能確認と大差なくなっている場合は、仕様から得られる情報が圧倒的に足りないのだと思います。
 要求仕様書があまりにも貧弱だったので、自分ならどんな要求仕様書を書くか、少しだけ書いてみました。

 久しぶりすぎて、書けない・・・少し試行錯誤してまとまりました。
 やはり、前提条件、入力、出力は必須ですが、システムテストにはこの機能が必要な理由が欲しいところです。

 何のためにこれがあるのか、それがわかっているかいないかで、顧客満足度が大きく異なる仕上がりになる可能性があります。

 よく、「駅はどっちか?」 のような聞かれ方をします。
 しかし、その人の最終目的地は駅ではないはずです。

 人は良かれと思って、その人に期待している部分しか話しません。

 それが悲劇を生むのです。だから、何故それがあるのか、その理由は反射的に確認するぐらいでないとだめなのではないか、筆者はそんなことを考えています。