No,90 多様性とは
よく、多様性の時代とか言う言葉を耳にします。。
それは、端的な一面では、個人を尊重することのもとに、多数派と違う個人を許容することになると個人的には思っています。
これが厄介な場合は、今のコロナウイルスの問題のような場合、個よりも全体を優先したい状況なのですが、許容されてきた多数派と異なる個人は、その状況でも個人の主張を改めるとは限らない可能性があるということでしょうか。
この状況下では、個別案件で契約を結ぶしかないことになる。(政府が用意した特別機に乗るのは検疫と隔離を受ける契約のような感じでしょうか)
ではモノづくりの現場で多様性を考慮してみると、同じサービスでも、怒る人と喜ぶ人がいた場合、多様性の時代は怒る人が少数派なら、対象者から外してしまうような方向性も出現するかもしれないですね。
万人に許容されるというのは、簡単なことではありませんし、それを目指す間に、機会損失してしまうのでは、メーカーは成り立たないかもしれません。
そういった時代の背景はあるかもしれませんが、作り手がその情熱を以って世に送り出す製品には、できる限り妥協なく作りこみたいと思ってしまうのは、わがままなのかもしれないですが、努力はし続けたいものです。