ソフトウェア開発のいろいろ

ソフトウェア開発のいろいろなこと一歩引いた位置から

No.91 攻めと守り

 

 新型コロナウイルスのニュースでひっきりなしであるが、いくつか確認できないことがあって悩んでいます。

 一度罹って治った人は免疫ができるのかどうかということです。

 もう一度かかかるなら、なす術はないに近い状態に思えます。

 やはり、罹らないのが一番ですね。


 こうしたことは守りであって、ありとあらゆる可能性をつぶさねばならず、もう対処がしきれないレベルの量になります。

 これは、いわゆる異常系の考え方で、ソフトウェア開発においては「意図した通り以外動かない」というものです。

 正常系はいわゆる「意図通り動く」ことなのですが、例えば使い手の操作ミスで、とんでもないことになってしまっても構わないとはなりません。
だから、そうなっても大丈夫なように作ることが望まれます。

 しかし、操作ミスのすべてを想定することはできません。

 結局、使わないのが一番安全とかいう話では困るわけです。

 それにどう対処できるかは、開発者の力量の一つになります。


 コロナウイルスが怖いからなにもしないというわけにはいきません。

 守りは厄介なのです。