No.2 「できるか?」
ソフトウェア開発における、あまり役に立たない質問だとずっと思っていました。
「できるか? の答えは常に はい である。」
物理限界の(ほとんど)ないソフトウェアでは、(仕事で)作れと言われる物は、ほぼ出来る物だったからです。
しかし、それはあることを無視していました。
それは時間軸です。
その出来るかに「期日までに」が含まれていれば、話は変わっていたずなのに、そのときは考えていなかった自分が居ました。
時間軸の話を無視して出来ると言った言質を取られて、無謀なスケジュールに挑むことになっていたのかもしれません。
何事も返事は慎重にすべきだと、この歳になって思って手遅れだなあと改めて思ってしまいました。