No.184 階層のフィーリング
・仕様書が正しく書けているか
わからないから、書けないわけですが、単純な話です。テスト仕様書以外なら、正確にテストで検証できる内容になっていれば構成要素としては正しいということになります。
・構成要素って
何を書くかといえばその構成要素ですが、①事前条件、②入力、③処理、④出力、⑤事後条件しかないと筆者は考えています。
これが階層的になっているのがシステムの設計というものだと捉えています。
・構成要素はわかっても、階層の感覚は難しい
多くのソフト屋さんは感覚的にこれを理解していますので、苦も無く実装していきますが、感覚的なので、説明するのに適切な言葉が出てきません。
ソフトを書かない人に「その階層の話」を分かってもらうのは大変です。
身に着けたいと思えば、グルーピングを行うKJ法などで、同じようなものと、内包されるもの(下の階層のもの)などを並べて比べてみると、だんだん身についてくるかもしれませんね。