ソフトウェア開発のいろいろ

ソフトウェア開発のいろいろなこと一歩引いた位置から

No.215 判断できないとき

 

・優柔不断ではないかも

 決断に迷うことはあります。うろたえて思考が回っていない事もしばしば起こります。
 困るのは、今が『悪い』と認識しているからで、それだけでも認識できていない人よりは優れています。問題は良い方向に導く決断ができないことは、問題すら認識していない人と同じ結果を招くことになる可能性が高いということです。しかし、性格的な問題だけで片付けられていいものとは思えます。

 

・判断できないということは

 判断できないということは、どちらを選んでも同じという場合と、どちらが優れているかわからない場合ということだと考えています。
 どちらを選んでも同じだと思うなら、サイコロでもコイントスでも同じようなものです。わからない場合が問題です。

 

・判断できない理由

 判断できないということは、結論を求めるに足る情報が不足していると考えています。故に、少し考えてわからなければ、さらなる情報を求めるというのが個人的に採用しているやり方です。
 その情報さえも得られないのであれば、局面を少し極端に振ってみるなど前提条件をコントロールしながら優劣を考えるなど、理由を見つけるための行いをします。間違ったところで、取り返しのつかない状況になることはそう多くありません。間違うことを恐れて決断しないより、早く間違えて改善するというのが、個人的には好んだやり方というところでしょうか。