なんか、こんなことを書いてみようと思いました。
あるドラマで有名になったセリフに「私、失敗しないので!」というセリフがありました。
そうなれるものならなってみたいのですが、到底、その領域には達する見込みはありません。
ソフトウェア開発におけるバグはコーダーとは限りませんが、誰かのミスが入り込まないとその結果になりえません。
誰も間違わなかったといても、クレームになることすらあり得るかもしれません。
間違わない努力と、間違ってもそれに気づける努力、この二つはとても大事で、その内、とくに後者はプロセスの要素が高いです。
レビューやテストは間違いに気づくために開発プロセスの中に存在していると思います。
ここまでに、生き残ってきたプロセスモデルは、それなりの実績を経て残っているのですから、このプロセスにはどんな効能があるのか、吟味しながら実践すると、プロセスの限界を意識することができると思います。
そして、それを乗り越える工夫ができるわけで、それがプロセス改善というものでしょう。
完全ではないし、正解でもない。しかしモアベターは常にある。人が間違うからこそ、プロセスには価値があるのだと最近よく思います。